子牛初競り 平均落札価格は前年上回る53万円 牛肉需要の高止まりに期待 秋田・由利本荘市
秋田テレビ
秋田県由利本荘市の家畜市場で8日、子牛の初競りが行われました。2024年12月からの需要の高止まりを受け、取引価格の平均は前年を6万2000円余り上回りました。 由利本荘市のあきた総合家畜市場で行われた2025年初めての競りには、主に県内で飼育された生後12カ月に満たない黒毛和牛と短角牛の子牛250頭が出品され、農家が血統や生育状況などを確認しながら次々に競り落としていました。 市場によりますと、クリスマスや正月で牛肉の需要が高まったまま初競りを迎え、8日は、子牛1 頭当たりの落札価格の平均が53万円507円と、2024年の初競りを6万2000円余り上回りました。 畜産農家: 「去年は飼料の高騰や子牛価格の下落でかなりきつかった。2025年はそれなりに高く売れればと思っている」 あきた総合家畜市場・佐藤茂良副社長: 「まずまずの状態だった。食べていただかなければ購買者も大変なので、生産者も購買者も互いに潤う年でありたい」 市場は、2024年より100頭多い、子牛4150頭の取引を見込んでいます。
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