佐藤健「白は200色あるので…」と白塗りのこだわりを語るも永野芽郁「違うでしょ?」とピシャリ
永野芽郁、佐藤健が10月31日、東京・渋谷で行われたW主演映画「はたらく細胞」のハロウィンパーティーに登壇。本作に神経細胞役で出演するDJ KOOもDJパフォーマンスを披露した。 【写真】永野芽郁の「ひょっこりはん」ポーズに観客から「かわいいー」の声が飛んだ ■佐藤健の訴えがDJ KOOを救う イベント冒頭では、「アドレナリンDJ」となったDJ KOOが、赤血球、白血球に仮装した総勢26人のエキストラとともに、本作の主題歌「50%」(Official髭男dism)にのせてパフォーマンス。その後、赤血球役の永野、白血球(好中球)役の佐藤も登場した。 ライブパフォーマンスを「もう最高です。やっぱり音楽っていいっすね」と絶賛した佐藤。 さらに、「でも僕、本当にKOOさんのシーンが大好きなんですよ」と劇中のKOOについても言及。「漫画とかアニメは体内の世界だけで完結するんですけど、映画だけは体の外もちゃんと描いて、そこで芦田愛菜ちゃんに良いことがあったり、それこそ恋愛でキュンキュンしたりすると、KOOさんが暴れ出すんです」と、KOOが演じるキャラクター・神経細胞を紹介する。 原作にはなかったキャラクターだが、途中で脚本からなくなっていた時期があったそうで、佐藤は「なんか途中なくなった時があって。『なぜなくしたんだ!』って抗議したんですよ。あのシーンを絶対に入れるべきだって抗議しました」と、危うくKOOの役がなくなる危機を、佐藤の訴えで回避していたことを告白。 KOOは「(映画に出演できたのは)もう“健 DO DANCE!”のおかげなんですよ」と感謝していた。 ■エキストラ7500人参加で“リアルな細胞”描く また、今回の撮影ではエキストラが総勢7500人も参加したそうで、永野は「本当に皆さんのお力のおかげで、リアルな細胞たちが描けたと思っております」と感謝。 佐藤は「エキストラの方にはもう毎日たくさんの方に集まっていただいて、さらに(白血球役は)白塗りにしてもらったりとか、すごく肌も荒れたでしょうし、お肌もやっぱり大変なんですよ、白塗りすると」と、自身も白塗りで苦労したことを振り返る。 「やっぱり白は200色あるので、今日はどの白でいこうかな…とか」と白にこだわっていたと語り始めると、すかさず永野が「出たよ出たよ」と口を挟み、「違うでしょ? 落ちちゃったんでしょ? 落ちちゃって色が変わっちゃっただけでしょ」と暴露する。 佐藤も「時間がたつとね」と苦笑い。「鼻をかんだりすると、ちょっと肌色が見えてきて…」と白状し、永野が「ちょっと花粉の時期もあったりしました」とフォローするなど、W主演の二人は息の合ったところ見せていた。 ■永野芽郁&佐藤健がW主演の映画「はたらく細胞」 本作は、細胞を擬人化して描く漫画「はたらく細胞」(著者:清水茜、講談社「月刊少年シリウス」所載)が原作。2017年にフランスの新聞「ル・モンド」が選ぶ「この夏推薦する図書リスト」に選出されるなど国内だけでなく世界中から注目を集め、2018年のアニメ化でさらにブームは過熱。シリーズ累計発行部数1000万部を超えるメガヒットを記録。加え、原田重光、初嘉屋一生、清水茜が手掛けたスピンオフ作品「はたらく細胞BLACK」の2作品とが原作となり、シリーズ史上初となる人間の世界も合わせて描いて実写映画化。人間の体の中を舞台に繰り広げられる“世界最小の物語”を描いている。 永野=赤血球、佐藤=白血球(好中球)のW主演に加え、人間の親子役で芦田愛菜、阿部サダヲ。体の中で“はたらく”細胞役に、山本耕史=キラーT細胞、仲里依紗=NK細胞、松本若菜=マクロファージ、染谷将太=ヘルパーT細胞、深田恭子=肝細胞、板垣李光人=新米赤血球、加藤諒=先輩赤血球、マイカピュ=血小板。漆崎日胡憧れの先輩・武田新に、加藤清史郎。そして、人の健康を脅かす“恐るべき”細菌役に、片岡愛之助=肺炎球菌、新納慎也=化膿レンサ球菌、小沢真珠=黄色ブドウ球菌。さらに、細胞たち最強の敵をFukase(SEKAI NO OWARI)が演じる。 メガホンを取るのは、「翔んで埼玉」「テルマエ・ロマエ」の武内英樹監督、アクション演出は「るろうに剣心」「幽☆遊☆白書」の大内貴仁が担当し、誰も見たことのない独創的でユニークな世界を作りあげる。12月13日(金)に全国公開。