他球団が欲しがっている!? パリーグのトレード注目野手(2)ロッテの候補に挙がるのは…?
レギュラーシーズンの前半戦を終えようとしている2024年シーズンのプロ野球。そんな中、主力選手の故障離脱など各球団で多くのアクシデントが発生しており、今季もトレード可能期間である7月31日まで活発な動きが予想される。ここでは、他球団から注目される可能性を秘めたパシフィック・リーグの野手を紹介したい。
平沢大河
投打:右投左打 身長/体重:176cm/80kg 生年月日:1997年12月24日 経歴:仙台育英高 ドラフト:2015年ドラフト1位 プロ9年目を迎えた平沢大河は、いつトレードになっても不思議ではないだろう。 仙台育英高では遊撃として活躍。3年夏の甲子園では3本のアーチを描き、チームの準優勝に大きく貢献した。その後、2015年ドラフト1位で千葉ロッテマリーンズへの入団が決まり、高卒でのプロ入りを果たした。 プロ1年目から一軍でプロ初ヒットを放つと、翌2017年にはプロ初本塁打も記録した。 さらに、プロ3年目は自己最多の112試合に出場し、打率こそ.213だったが、5本塁打、32打点をマーク。順調なステップアップを見せていた。 しかし、翌年は出場機会を減らし、打率.198、1本塁打、8打点と前年を下回る成績に。翌2020年と2021年は右肘痛などの故障もあり、一軍出場すら叶わなかった。 今季もいまだ一軍での出番はなく、崖っぷちであるのは間違いない。高校でともにプレーした郡司裕也(現:日本ハム)の活躍もあるだけに、どうにかきっかけを掴みたい。
ベースボールチャンネル編集部