大泉洋&菅野美穂、〝4歳の息子の命救われた〟母親の手紙に感激 映画「ディア・ファミリー」初日舞台あいさつ
俳優大泉洋(51)と女優菅野美穂(46)が14日、東京都内で映画「ディア・ファミリー」(月川翔監督)の初日舞台あいさつに登壇した。 ◆映画「ディア・ファミリー」では3人の娘の父親を演じた大泉洋【写真】 世界で17万人の命を救ってきた医療器具「IABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテル」の誕生秘話を映画化。生まれつき心臓疾患を持つ娘を救うため、医療知識がないまま人工心臓を作ろうと挑んだ小さな町工場の経営者と家族をモデルにした物語。大泉は3姉妹の父親でもある坪井宣政、菅野は妻・陽子を演じた。舞台あいさつには福本莉子(23)、川栄李奈(29)、新井美羽(17)、アイドルグループ「SixTONES」の松村北斗(28)らも出席。
壇上では、心臓病を患っていたがバルーンカテーテルで実際に命を救われた4歳の男の子の母親の手紙が紹介され、菅野が代読した。夫とともに試写会で映画を見たという母親は手紙で「演じてくださり映画を通して伝えてくださり本当にありがとうございました」などと感謝。 じっと聞き入っていた大泉は「4歳のお子さんがと思うと、本当に良かった」と言い、バルーンカテーテルで多くの尊い命が救われたと称賛し「この映画を見て知っていただいてうれしい」と語った。菅野は「思いの詰まった手紙を頂いて感激しています」と涙ぐみながら話していた。 夫は当初「大泉さんに泣かされたくない」と見ることを拒否していたと聞いた大泉。最後に「大泉洋は嫌いでも『ディア・ファミリー』は嫌いにならないで」とAKB48時代の前田敦子の名言を持ち出し笑わせると、元AKBの川栄から「だめです。大泉さんのではない」とツッコまれた。
中日スポーツ