不自然なほどの“たらこ唇”…飲食が困難になっても美を追求する、ヨーロッパで最も大きな唇のモデルが話題
ぷっくりとしたリップは色っぽく見えるもので、メイクを工夫したり、ヒアルロン酸を注入したりと、理想の唇を目指す女性は少なくない。「ヨーロッパで一番大きな唇」を目指したことが原因で、飲食が困難になってしまったオーストリア出身の女性が注目を集めている。 【写真・動画】不自然なほどの“たらこ唇”… 美を追求し続ける話題のモデル
唇にかけた費用は約240万円
ウィーンに暮らし、ヴィエナ・ウルッセルと名乗る人物。彼女はモデル業を行っているといい、ヨーロッパで一番大きな唇を目指している。 これまで13,000ポンド(約240万円)を費やし、唇をふっくらさせるために注入した、詰め物(ヒアルロン酸や脂肪などと考えられる)は30ml以上になるそうだ。その結果、唇は鼻の高さ以上に膨れ上がり、不自然なほどの“たらこ唇”になっている。
飲食にまで影響を及ぼす
だが、行き過ぎたふっくら唇のせいで、彼女は現在、食べ物を食べたり飲み物を飲んだりするときに影響が出ているという。 例えば、アイスクリームと見られる食べ物をスプーンで食べている動画では、大きな上下の唇にアイスクリームがべったりついたまま。一部はたれてきており、お世辞にも上品な食べ方とは言えない。 またグラスから水を飲むと、一部の水が唇から滴り落ちてしまう。繰り返す整形のため、唇が腫れてしまい、飲食ができなかったこともあるそうだ。
批判にも負けず、「やめるつもりはない」
そんな彼女のSNSのフォロワーは、「ビューティフル!」「かわいい」という声があったり、「苦労しながら水を飲んでいる姿はスゴイ」なんて、大きな唇でも健気に頑張る彼女を応援する声すらある。しかし、行き過ぎた彼女の唇を見て否定的なコメントも。「どうしてこんなことが可能なの?」「悪いメンタルヘルスがお金と出合った」「すでにピエロみたい。どこまで悪化するか楽しみ」などと、皮肉る言葉も多い。 だが彼女は、そんな声を気にするそぶりは見せない。「大きな唇になりたかったから、とっても興奮しているし、とってもうれしい」と語っている。唇が腫れて上手に食事ができなくても、整形をやめるつもりはないという。 自らを“整形ファン”と呼び、唇にとどまらず、おでこ、頬、バスト、ヒップなども整形してきた彼女。ちなみに、整形に48,000ポンド(約890万円)をかけてきたという“オーストラリアで一番大きなバストを持つ女性”とルームシェアで一緒に暮らしている。彼女たちの美への追及は、とどまるところを知らないようだ。
文:佐藤まきこ