はるか1万4000km先から特別授業!上越市のシェフが語る「南極」生活【新潟・上越市】
南極の昭和基地と、上越市の小学校をオンラインでつないだ特別授業がありました。講師は、現地で調理を担当する上越市のシェフです。 【動画】はるか1万4000km先から特別授業!上越市のシェフが語る「南極」生活【新潟・上越市】 ■第65次南極地域観測隊の調理担当 髙木和弥さん 「東本町小学校のみなさん、こんにちは。今日は皆さんと中継でつながったので南極のことを少しでも知ってもらえたら嬉しいです。」 モニターを通じて挨拶したのは、「第65次南極地域観測隊」の調理担当・髙木和弥さんです。 特別授業「南極教室」。髙木さんは今はるか1万4000km離れた南極の昭和基地に滞在しています。 ■第65次南極地域観測隊の調理担当 髙木和弥さん 「まさか南極で調理ができるとは思ってもみなかった。」 上越市でレストランを経営する髙木さん。幼い頃から南極に憧れ、観測隊の採用試験に合格しました。2023年12月から昭和基地で腕を振るい、隊員たちのおなかを満たしています。現地でイベントを楽しむ特別な日のメニューなど工夫を凝らしています。 ■第65次南極地域観測隊の調理担当 髙木和弥さん 「食材は1年分まとめて日本から持ち込む。途中で買い物へ行ったり補給することは一切できない。野菜も冷凍して持って行く。」 児童たちは、南極の生活に興味津々です。 ■児童 「料理にどんな食べ物を使っている?」 ■第65次南極地域観測隊の調理担当 髙木和弥さん 「最初、(立ち寄った)オーストラリアから買ってきたキャベツなどはあったが、そろそろ底を尽きてきた。ただ昭和基地には農業係があって、水耕栽培の部屋があってレタスなどを育てている。」 ■男子児童 「南極に行ってみたくなった。」 ■女子児童 「どんな料理を作っているのだろうと思っていたので、色々知ることができて良かった。」 ■第65次南極地域観測隊の調理担当 髙木和弥さん 「最後に皆さんに伝えたいのは、健康であることが一番ということです。おいしくごはんを食べて、たくさん遊んで、たくさん勉強して、自分の夢を見つけてかなえてください。」 髙木さんは、2025年2月ごろまで南極に滞在します。