世界2位サバレンカ下し22歳ナヴァッロがベスト8進出「何年も懸命に努力してきた」<女子テニス>
BNPパリバ・オープン
女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は13日、シングルス4回戦が行われ、第23シードのE・ナヴァッロ(アメリカ)が第2シードのA・サバレンカを6-3,3-6,6-2のフルセットで破り、ベスト8進出を果たした。 【シフィオンテクらBNPパリバOP組合せ】 22歳のナヴァッロは今年1月のホバート国際(オーストラリア/ホバート、ハード、WTA250)でツアー初タイトルを獲得し、現在はキャリア最高の世界ランク23位をキープしている。 今大会は初戦の2回戦で世界ランク37位のL・ツレンコ(ウクライナ)、3回戦で第16シードのE・スイトリナ(ウクライナ)をいずれもフルセットで下し16強に駒を進めた。一方のサバレンカは2回戦で同64位のP・スターンズ(アメリカ)、3回戦で同250位のE・ラドゥカヌ(イギリス)を破りベスト16進出を決めた。 この試合の第1セット、ナヴァッロは4-3で迎えた第8ゲームでこのセット唯一のブレークチャンスを決め切りブレークに成功し先行する。 第2セットも互いにブレークポイントを握れない展開が続くが、第4ゲームでブレークを許したナヴァッロは挽回できずにセットカウント1-1に追いつかれる。 ファイナルセットは第1・第2セットとは打って変わって序盤からブレークの奪い合いに。2度のブレークに成功したナヴァッロは5-2で迎えた第8ゲームのリターンゲームで2度目のマッチポイントを決め切り勝利。1時間56分で対世界ランクトップ5選手初勝利をあげた。 女子テニス協会WTAの公式サイトにはナヴァッロのコメントが掲載されている。 「世界のトップ選手と戦えるレベルでプレーできるようになるために何年も懸命に努力してきた。今日はそれが表れたと思う。次への準備はもうできているわ」 準々決勝では第9シードのM・サッカリ(ギリシャ)か世界ランク61位のD・パリー(フランス)のどちらかと対戦する。 同日には第3シードのC・ガウフ(アメリカ)らがベスト8に駒を進めている。