乃木坂・久保、地元・東北への思い「風化させないために伝えていかなければならない使命がある」
乃木坂46・3期生の久保史緒里さん(21)が11日、『乃木坂46 久保史緒里1st写真集 「交差点」』発売記念会見に登場し、地元・東北への思いを明かしました。 【画像】久保史緒里「寝顔見られるのが怖くて、寝られない」 寝顔ハンターにおびえる
■地元・東北や、東京など思い出の地で撮影
撮影地については「数年前から、自分の中のビジョンとして絶対に写真集を撮るのであれば、自分の地元である東北で撮影をしたい」と構想していたという久保さん。東北に加え、東京でも撮影したといい「東京で乃木坂46として活動していく中で、すごく地元が好きだけれど、なかなか帰れないっていう中で、家族からいろんなものを送ってもらったり、家族にすごく支えられてるなっていう実感があって、そんな家族に向けて“東京でがんばってるよ”っていうメッセージも伝えたいなと思った」と明かしました。 撮影では地元・宮城など、東北の様々な場所を約1年かけて巡ったといいます。特にお気に入りなのは久保さんの母の地元である「山形県尾花沢市の徳良湖」だといい、「実は冬と秋の2回(撮影で)訪れていて、この徳良湖っていう場所は本当に季節によって、見える姿や景色が変わる。私自身、幼いときに祖父がトラックに乗せてよく連れていってくれていた本当に思い出の場所なので、みなさんにぜひ一度その景色を見ていただきたいです」と笑顔を見せました。
■東日本大震災「風化させないために伝えていかなければならない使命がある」
写真集の中には、久保さんの父の地元である宮城・石巻市の田代島で撮影されたカットも収められています。このカットには思い入れがあるといい「実はこの私の真後ろのこの場所っていうのが、元々父の実家があった場所で、それが東日本大震災の影響で、津波で流されてしまった場所。その話はもちろん当時家族から聞いていて、だけど自分の目でなかなか目に行くことができていない中で、どうしても自分の目で見ておきたいなっていう気持ちがすごくあった。今回、幼少期の写真を握りしめて、行ってみたんですけど、実際に行ってみて、本当に海に一番近いところにおうちがあった」と明かしました。