河合優実、「ふてほど」で大躍進の一年…来年は「ストレスを手放して大胆に軽やかに」
女優、河合優実(23)が15日、大阪市中央区のkino cinéma心斎橋で行われた主演映画「あんのこと」(入江悠監督)のオープニング記念上映会に登壇した。 6月公開の同作は、2020年の新聞に掲載された「ある1人の少女の壮絶な人生を綴った記事」に着想を得て実話を基にした人間ドラマ。今月13日にオープンしたばかりの映画館での特別上映に、「公開からだいぶ時間がたって、また皆さんの前で『あんのこと』の話ができる機会をいただけてすごくうれしい」と話した。 作品は、パリのKINOTAYO(キノタヨ)映画祭で観客投票による最高賞(ソレイユ・ドール賞)を受賞。「そこに行かないと温度感はわからないので行きたかったです」と当地へ行けなかったことを悔しがった。 ユーキャン新語・流行語大賞の2024年年間大賞に選ばれた「ふてほど」こと、ドラマ「不適切にもほどがある!」に出演し、Yahoo!検索大賞俳優部門1位に輝くなど大躍進の一年。 「(映画の)撮影は22年の終わりでちょうど約2年たちますが、今年の色々な動きとは全く別で私にとって特別な経験。数あるお仕事と同列には語れないような作り方だった」と振り返り、「検索大賞で1位を獲ったということは、知らない人が検索してくれているということ。私を知ってくれた人が『あんのこと』を見てくれたかもしれないし、それぞれの作品が影響し合って、次に公開されるものに良い風が吹くこともあったと思う」と作品への思いを語った。 来年の抱負を問われると、「具体的には何も決めてませんが、余計なものを振り払ってシンプルに過ごしたい。余計な心配や感じなくていいストレスを手放して大胆に軽やかに」と明かした。