掲載：THE FIRST TIMES

■「緊張はするけど、こういう空間は幸せが詰まっているなと思いました」（宮田俊哉） 映画『ブルー きみは大丈夫』の『ジャパンプレミア レッドカーペットイベント』が6月1日、東京・六本木ヒルズ 大屋根プラザで行われた。 【画像】イベントの様子（写真全16枚） 日本に先駆けて5月17日に公開を迎えた全米で首位デビューを飾り、観客の満足度を調査する米国のリサーチ会社「CinemaScore」では最高評価の“A”を獲得し、日本で行われた全国的な試写会でも感動のコメントが続出している本作。 日本語吹替版声優には、もふもふの“空想の友達”ブルーを宮田俊哉（Kis-My-Ft2）が、ブルーを助ける少女ビーを稲垣来泉が担当することが決定し大きな話題を呼んだが、このたび、宮田と稲垣が登壇し、初来日となる主演の少女ビーを演じるケイリー・フレミングをゲストに迎えた『ジャパンプレミア レッドカーペットイベント』が開催された。 この日のために駆け付けたもふもふのブルーが待つレッドカーペットに、ファンの熱い声援と盛大な拍手を全身に浴びながら宮田と稲垣が登場。 宮田はキラキラと光を反射する真っ白なスーツにかわいらしい黒の蝶ネクタイ、そしてポケットにはブルーとお揃いのパープルブルーのポケットチーフを挿し、稲垣は小さな羽が舞い散るようなレースをあしらった真っ白なノースリーブワンピースと、仲良く衣装を揃えてファンの前に現れたふたりは満面の笑みで会場に手を振った。 そしてサービス精神旺盛なブルーに「かわいい！」の声が飛び交うなか、ふたりはファンの声援にひとつずつ丁寧に応えながらレッドカーペットを進んだ。 ふたりとブルーの熱いファンサービスで会場の熱気が高まり続けるなか、MCによる「Welcome to Japan！」の呼び声が響くと、来日ゲストのケイリー・フレミングが満を持してレッドカーペットに登場。本作で描かれる心優しき少女ビーの印象そのままに、ブルーと熱いハグとハイタッチ。可憐なバラのようにフリルを全体にあしらった可憐なピンク色のドレス姿で会場を魅了した。 そしてついにケイリーと宮田、稲垣が合流し、日米のビーが初顔合わせとなる瞬間を迎えて、笑顔が止まらないケイリーは「皆さんこんにちは！　本当にワクワクしています！」と日本のファンに向けて興奮まじりに挨拶。 日本に到着したばかりのケイリーは「最高の気分です！」とハイテンションで今の気分を語り、「皆、素敵な方ばかりで。昨日はラーメンにも挑戦しました。辛いのが好きなので、ラーメンを選びました」と日本を満喫している様子。 稲垣が「私も辛いものが好きなんです」とケイリーに告げると、思わぬ共通点にケイリーと稲垣は笑顔を交わしあった。 レッドカーペットに立つことを「緊張する」と明かしつつも宮田は「だけど、明るいふたりともふもふのブルーがいてくれるので心強いです。緊張はするけど、こういう空間は幸せが詰まっているなと思いました」と感無量の様子。 ケイリーの吹替声優キャストとしてビーを演じた稲垣は「滅多に経験できないことだと思うのでうれしいですし、こうしてケイリーさんと宮田さん、ブルーのお三方と一緒に歩けるのがとてもうれしいです！」と、ケイリーとの対面に溢れる喜びを伝えた。 ケイリーの演技とともに吹替に挑んだ宮田は「ビーが少しずつ大人になっていくのを繊細に演じられていてすごい」と圧倒されたといい、稲垣は「前半と後半でどんどん表情が豊かになっていくのがすごいと思いました」とそれぞれにケイリーに伝えると、宮田が声を吹き込んだブルーを先に観ていたというケイリーは「最高にクールでした！」と大絶賛。 特にブルーがくしゃみをするシーンは「パーフェクト！」とコメントし、日米キャストがお互いの本作での熱演を称え、稲垣へは「美しくて素敵。お会いできてうれしいです！」と称賛を送った。 最後に日本公開を待ちわびるファンに向かって稲垣は「この作品は心がもふもふしたり感動したりできる作品です。ぜひ皆さんに癒されながら、楽しんでほしいなと思います」とメッセージを贈り、宮田は「観る人によって感想が違う作品だと思います。お友達だったり、恋人、家族、いろんな仲間と一緒に何度も観てもらえるとうれしいです」とブルー愛を爆発させた。 そして、ひと足早く米国で初登場1位で公開を迎えたケイリーは「みんなが全身全霊をかけて作った作品なので、好きになってくれるとうれしいです」と感謝の言葉を添えて、日本のファンへ熱いメッセージを贈った。 ファンとの交流を楽しむように熱烈なファンサービスを繰り広げた登壇者たち。国境を越えたブルー愛に会場全体の心が“もふもふ”の感情に包まれるイベントとなった。 かつて子供だったすべての人に贈る夢と感動の物語『ブルー きみは大丈夫』は、6月14日公開。 映画情報 『ブルー きみは大丈夫』 6月14日（金）公開 監督・脚本：ジョン・クラシンスキー　『クワイエット・プレイス』 シリーズ 出演：ケイリー・フレミング　TV「ウォーキング・デッド」シリーズ、ライアン・レイノルズ『デッドプール』シリーズ、ジョン・クラシンスキー 声の出演：スティーヴ・カレル、マット・デイモン、エミリー・ブラント、フィービー・ウォーラー＝ブリッジ、オークワフィナ、サム・ロックウェル、ルイス・ゴセット・Jr 吹替え版声優：宮田俊哉（ブルー）、稲垣来泉（ビー）、加瀬康之（カル）、浪川大輔（ビーのパパ）、三森すずこ（ブロッサム）、高島雅羅（ビーの祖母）他 (C)2024 Paramount Pictures. All Rights Reserved.