「既成政党への反発は想像以上」と自民執行部…名古屋市長選で与野党相乗り大塚耕平氏の大敗に衝撃
一方、市長選では、SNSで大塚氏に対し、「増税派」などとレッテル貼りを狙ったような攻撃も目立った。広沢氏が「減税」を看板とするだけに、一定の効果があったとみられる。榛葉氏は「SNSの情報発信やその信ぴょう性は何らかの形で検証する時代に入った」と指摘する。
与野党からは悪質な偽情報への規制などを念頭に対応を求める意見も出ている。公明の西田幹事長は25日の政府・与党連絡会議で「選挙を巡るネット上の偽・誤情報の悪影響について深く議論し、研究していく必要がある」と提起した。政府には「情報空間の健全性確保の検討を進めてもらいたい」と注文をつけた。