能登豪雨で行方不明の中学3年生か、福井沖で女性の遺体発見 ジャージーに手書きで「喜三」、10月2日に司法解剖
福井海上保安署は10月1日、福井県坂井市三国町の福井港の西約40キロ沖合で、女性の遺体が漂流しているのを9月30日に発見し、収容したと発表した。同海保によると、身に着けていた黒っぽいジャージーの内側のタグに、手書きで「喜三」と書かれていた。石川県能登地方の記録的豪雨で行方不明になっている同県輪島市の中学3年喜三翼音さん(14)の可能性があるとみて、身元の確認を進めている。 同海保によると、30日午後4時15分ごろ、現場付近を航行していた漁船から「人のようなものが浮いている」と118番があり、約1時間半後に同海保の巡視艇が収容した。 遺体は、身長約150センチで黒っぽい長袖シャツと半袖シャツを身に着け、黒っぽいジャージーの長ズボン2枚を重ね履きしていた。2日に司法解剖を行う。
福井新聞社