新庁舎の「まちなかひろば」でみこし渡御を見守る市民ら＝4日、春日部市中央七丁目の市役所本庁舎

　埼玉県春日部市の新庁舎開庁にちなんで4日、同市役所（中央七丁目）新庁舎「まちなかひろば」で、粕壁八坂神社のみこし渡御が行われた。市内28自治会の担ぎ手ら関係者が集まり、新庁舎のオープンを盛り上げた。 春日部市「新庁舎」完成した際の写真　事業費は113億円近く　敷地面積は計1万1930平方メートル

　昨年秋に完成した新庁舎。年明け4日から行政サービスが本格的に開始した。開庁に合わせ、粕壁八坂神社実行委員会がみこしの渡御を企画した。 　岩谷一弘市長は「今日から新庁舎での業務が始まった。にぎわいのある市役所にしたい」、長谷川紀八郎実行委員長は「こうした機会に八坂神社のみこし渡御ができ、とてもうれしい」と述べた。