【12球団開幕投手物語】DeNA・開幕戦に咲いて、散ったハマの男たち
長いプロ野球の歴史で、開幕投手の栄誉に浴した男たち。その一人ひとりに多くのドラマがある。ここでは12球団別に過去の開幕投手を振り返りながら、物語に紡ぎ上げていく。 ※記録は2リーグ制以降 過去2年、年明け早々に開幕投手を指名してきたラミレス監督だが、今季は開幕ぎりぎりまで競わせる方針。現状では、今永昇太、石田健大、ウィーランドの3人から3月中旬に決定する模様だ(濱口遥大は左肩違和感)。仮に昨年の石田“以外”の投手が大役を任されることになると、ベイスターズは2008年の寺原隼人以後、11年間で11人の開幕投手誕生となる。近年の絶対的エース不在を象徴している現象だといえる。 歴史をヒモ解けば、1980年代は、2年連続で最多勝(83、84年)の遠藤一彦が・・・
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週刊ベースボール