2024年熊本県産米は「やや良」 九州農政局の作況指数確定 2年連続で平年上回る
九州農政局が10日発表した2024年産米の作況指数の確定値によると、平年を100とした熊本県内の指数は102の「やや良」で、2年連続で平年を上回る水準となった。 熊本の経済ニュース
7月下旬以降の好天で、もみの数は増えた一方、夏場の記録的な高温により、粒が小さめになる傾向が見られた。 県内の主食用米の作付面積は前年比100ヘクタール減の2万8800ヘクタール。県全体の収量は1100トン減の14万8600トン。10㌃当たりの収量は516キロで、前年から2キロ減った。 地域別の指数は阿蘇が最高の105で「やや良」、県北と県南が101、天草が100の「平年並み」だった。 九州全体の指数は99の「平年並み」。10㌃当たりの収量は489キロで、九州全体では23年産比で1万7800トン減の67万6千トン。県別では長崎が「やや良」で、大分と佐賀が「平年並み」。福岡、宮崎、鹿児島は「やや不良」だった。(馬場正広)