「非公認候補を自民議員が応援しても反党行為なのか?党員は党員」杉村太蔵氏が疑問 12人公認しない「基準あいまい」
自民党は9日、選挙対策本部会議を開き、衆院総選挙で派閥裏金事件に関係した議員ら12人を非公認とすると決定した。 テレビ朝日「大下容子ワイド!スクランブル」では公認と非公認の違いを特集。党から公認されないデメリットに「党からの活動資金やスタッフの派遣が得られない」「配れるビラの数が4万枚少なく、貼れるのも選挙掲示板のみ」「政見放送ができない」などを伝えた。その上で識者は「一番のデメリットは、党の先輩や同僚の議員から応援に来てもらえないこと」と指摘した。 元衆院議員の杉村太蔵は「基準があいまい」と感想を語り、石破首相が公認の基準の一つにあげた「地元の理解を得られているか、というのは情勢調査。情勢調査がかなり厳しい数字ということなのか」と首をひねった。 一方で、「12人は公認はされていないけど自民党員。『自民党の○○です』とは言える。そうなると、たとえば高市(早苗)さんが、党員を応援に行くということは、反党行為とまでは言えないのではないか」ともコメント。石破氏を支持しない自民党員が応援に行くケースを推測していた。