横浜FM植中朝日が2得点で決勝進出に貢献…キューウェル監督から「昨日はハットトリックしろと言われた」
◆アジア・チャンピオンズリーグ ▽準決勝第2戦 横浜FM3(PK5―4)2蔚山=2戦合計3―3=(24日・日産スタジアム) 横浜FMは蔚山(韓国)と延長戦で2戦合計3―3で決着が付かず、PK戦を5―4で制し、現行の大会では初の決勝進出を決めた。 FW植中朝日が2得点で決勝進出に大きく貢献した。前半13分に先制ゴールで2戦合計で同点に追いついた。さらに同21分にFWアンデルソンロペスが2点目を決めると、同30分には植中がミドルシュートを決めるゴールラッシュで3―0とリードを広げた。その後2点を奪われ、10人出守り切りPK戦に持ち込んだ。 植中は「ゴールは決めたのは嬉しいですが、他の選手が120分間プラスPKを頑張って勝ってくれたので、そこに感謝したいです」とチーム全体の勝利を強調した。 自身の2点目はミドルシュートを高い技術で決めきった。「監督からも振っていけと常に言われていますし、昨日はハットトリックしろと言われたので。それはできなかったですけど、ゴール決められてチームに貢献できて良かったです」と喜んだ。 この日は雨が降りしきる中、サポーターの後押しが大きな力となった。「こういう悪天候の中でもずっと声を出し続けてくれた。応援してくれたサポーターの皆さんには本当に感謝ですし、ここまで来たらみんなで優勝を掴み取りたい。優勝できるように皆さんでまた力を合わせて頑張っていきましょう」と呼びかけていた。
報知新聞社