東証リベレステの社員を書類送検 前社長と共謀、高金利疑い
不動産を不当な高値で買い取ることを条件に現金を貸し付ける「抱き合わせ融資」による出資法違反事件で、逮捕された東証スタンダード上場の不動産会社「リベレステ」(埼玉県草加市)の前社長らと共謀したとして、警視庁生活経済課は23日、同法違反(高金利)の疑いで、男性社員(59)=埼玉県越谷市=を書類送検した。 生活経済課によると「(前社長に)指示されていた」と容疑を認めている。 書類送検容疑は、不動産を買い取ることを条件に、東京都内の2社に計7億6千万円を融資し、2018年9月~19年8月、法定金利を超えた利息を受け取った疑い。 事件では、法人としてのリベレステも書類送検された。