ビヨンセ『GQ JAPAN』11月号表紙に登場!「私は自分を解放してくれることにしか取り組んでいない」
■「私が言葉を見つけられないときでも、音楽は私の心を理解してくれる」(ビヨンセ) ビヨンセが10月1日発売の『GQ JAPAN』(コンデナスト・ジャパン発行)の表紙に登場。 【画像】ビヨンセ『GQ JAPAN』より カバーストーリーでは『GQ』のシニア・アソシエイト・エディター、フレイジャー・サープとの貴重なインタビューに応じ、新事業の立ち上げ、起業家・アーティストとしての活動の原動力、仕事と家庭の両立などについて語った。 インタビューの全容は『GQ JAPAN』公式サイトの記事「ビヨンセというビジネス」にて公開中。 ■インタビュー抜粋 Q.起業家としての活動について 私はまず第一にミュージシャンです。いつでも、それが私の最優先事項でした。初恋の相手である音楽を自分のものにできたと感じるまでは、自分の芸術性を奪うようなことには手を出したくなかったのです。 深い情熱を持てないことに、時間を無駄にすることはありません。目が覚めたときに考えているのがそのことでなければ、眠っている間に夢見ているのがそのことでなければ、私がやるべきではないのです。 Q.ウイスキーブランドのローンチについて 色、香り、グラスの中で踊るさま…。そして、その一杯にまつわる物語も。どのボトルにも歴史がありますからね。自分がウイスキー好きだとまだ気づいていない人たちにウイスキーを紹介するのも楽しいです。 Q.仕事と家庭の両立について ツアーはなるべく子どもたちが学校に行っていないときだけにするようにしてね。家族と一緒に世界を見て回り、様々な言語や建築物、ライフスタイルに触れさせるような生活を、私はいつも夢見ていました。3人の子どもを育てるのは楽ではありません。(中略)ですが、私はそれが大好きです。地に足がつき、充実を感じさせてくれますから。子どもたちとはどこへ行くにも一緒です。放課後は私のオフィスに来るし、スタジオにも一緒に入ります。ダンスのリハーサルにもね。 Q.異なるジャンルやアーティストを探求し、インスパイアされた自身の楽曲を通じてリスナーに感じ取ってもらいたいことについて ファンだけでなくアーティストたちにとっても、先達である革新的な黒人音楽家たちについて、より深く掘り下げて学ぶきっかけになればと思います。才能あるアーティストも、特に常識を覆すような存在である場合、メインストリームではしかるべき評価を得られないことがありますからね。 Q.交際初期の頃の夫・Jay-Zとのコミュニケーションについて 私たちが恋に落ちたとき、使っていたのはテレホンカードとSkypeでした。ホテルの国際通話料金は私には払えなかったので、国際電話がかけられるカードを手に入れて彼に電話をかけていたんです。 Q.自身と家族のプライバシー保護について 私が一生懸命取り組んできたことのひとつは、子どもたちをできるだけ普通の環境に置いてプライバシーを保てるようにすること。それと、私の私生活自体がブランドにならないようにすることです。セレブが自分の生活をパフォーマンスアートにするのはとても簡単なことですが、私は自分の境界線に忠実であり続け、自分自身と家族を守るために努力してきました。どれだけのお金があっても、心の平安には代えられません。 Q.自身の名声について 私は自分を解放してくれることにしか取り組んでいないのです。たまに牢獄のように感じられるものがあるとすれば、それは名声。レッドカーペットで私を見かけないときも、発表したいアートができるまで表に出てこないときも、それが理由です。 Q.娘のブルー・アイビーがビヨンセのツアーに参加したことについて ブルーはひとりのアーティストです。音楽とファッションのセンスに優れ、素晴らしい編集者であり、画家であり、俳優でもあります。彼女は3歳のときからキャラクターを作ってきました。彼女には天賦の才がありますが、私がブルーを舞台に立たせたのではありません。ブルーが自分で望んだことでした。彼女が真剣に取り組み、勝ち取ったものなのです。そして何より、彼女自身が楽しんでいました! 私たちは毎晩、目の前で彼女がどんどん成長していくのを目にしました。 Q.歌うこと・クリエイティブなことが人生の情熱であることについて 私の声はいつも私と一緒にいてくれました。いつも、ひとりでも幸せでいられたのはそのためです。私が言葉を見つけられないときでも、音楽は私の心を理解してくれる。スタジオや車の中といったプライベートな聖域でこそ、私は安らぎを見出すことができるのです。 ハチミツを作ったり、絵を描いたり、飾り付けをしたり、泳いだり、服や舞台のデザインをしたり。子どものために絵本を書いたり、アニメーションのデザインをしたこともあります。クリエイティブなことは何でも幸せ。 Photographed by Bryce Anderson (C) 2024 Conde Nast Japan. All rights reserved.
THE FIRST TIMES編集部