福島県棚倉町活性化協会 観光、物産両協会と合併 各分野を一体的に展開
福島県棚倉町活性化協会は町観光協会、町物産振興会を吸収合併し、新たに「一般財団法人棚倉町活性化・観光物産協会」として発足する。来年4月1日の運営開始を目指す。文化、スポーツ、産業、観光などの各分野の施策を一体的に展開する。18日に開かれた町議会全員協議会で、渡辺崇史副町長が明らかにした。 三つの会を集約し法人格を取得することで社会的信用性が向上するとともに、物販やツアー企画などの収益事業の実施が可能となる。各会の事務局は町職員が兼務していたが、新協会は専従の専務と職員を配置する方針。 新協会は三つの会や町の業務に加え、海外への販路拡大やインバウンド(訪日客)の誘客など地域振興に向けた事業を行う。町は来年1月に町民へ周知するとともに、新協会の職員公募を始める予定。 (県南版)