【NFL】バッカニアーズOTワーフスがドルフィンズ新人LBロビンソンを高く評価
ラインバッカー(LB)チョップ・ロビンソンはまだNFLのレギュラーシーズンゲームに出場していないが、すでに一流の選手から高い評価を受けている。
マイアミ・ドルフィンズにドラフト1巡目で指名されたロビンソンは合同練習で、タンパベイ・バッカニアーズのオフェンシブタックル(OT)トリスタン・ワーフスと1、2回対峙した。そして、プロボウルに3回選出された経歴を誇るワーフスから高い評価を受けてその日を終えている。
『Palm Beach Post(パーム・ビーチ・ポスト)』のジョー・シャッドによると、ロビンソンは「俺の中に素晴らしい部分があるように見えるんだって。彼はそう言ってくれた。そしてもちろん、彼は素晴らしい人だ。契約を結んだばかりだしね」と話したという。
実際に、ワーフスは現地8月1日に5年1億4,000万ドル(約203億3,360万円)という大型の契約延長を実現させたばかりだ。ワーフスはNFL屈指のオフェンシブタックルであるため、ワーフスからの賛辞はロビンソンにとって忘れられないもの、あるいは、忘れるべきではないものとなっている。
2024年NFLドラフトの全体21位で指名されたロビンソンも、オールプロに選出されたことがあるワーフスを高く評価していることは明らかだ。
「彼はボールが出た瞬間のスピードが速い」と語ったロビンソンは「俺も彼の動きを読んで良いスタートを切るんだけど、俺が動き出すとすぐに、もうこっちまで来ているんだ。だから、フリーズとか、手の使い方を変えるとかして違う方法をとらなきゃいけなかった。彼は速くて強い選手だ。彼に触れられたら、なかなか引きはがせない。つまり、彼はものすごい選手だ」と続けている。
ロビンソンもまたワーフスと同じように傑出しているように見える――少なくとも、その方向に進んでいる。
シャキール・バレットが引退し、昨季にシーズン終了につながるケガに見舞われたジェイラン・フィリップスとブラッドリー・チャッブが回復を目指す中、ロビンソンがパスラッシュで存在感を示すことは、ドルフィンズにとって極めて重要になるかもしれない。