新星・浅野岬が、ベテランとの阿吽の呼吸で2日連続得点!「絶対あそこにボールがくるだろうなと思っていた」【Fリーグディビジョン1・2入替戦|ミックス/エスポラーダ北海道vsヴォクスオーレ仙台】
2月18日、駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場にてFリーグ2023-2024ディビジョン1・2入替戦の第2戦が行われ、エスポラーダ北海道とヴォスクオーレ仙台が対戦。仙台が4-1で勝利し、ディビジョン1昇格を決めた。 2日間の入替戦で最も勝負強さを見せたのが、18歳のニュースター・浅野岬だ。 第1戦でFリーグ初得点を挙げると、翌日の第2戦でも2得点をマーク。前日に「明日も自分が点を決めて、絶対に勝ってF1に上がりたい」と口にしていた通り、ゴールという形でチームの昇格に貢献した。 シーズンの序盤は試合にあまり絡むことができていなかった浅野。それでも徐々に出番を増やし、チーム最年少ながら大一番で結果を残したのは、ベテラン選手との“コミュニケーション”の積み重ねにあった。
ボールがくる感覚はあった
──率直に試合を振り返って。 勝てて本当にほっとしています。 ──今日の得点シーンを振り返って。 あの形(ダイレクトで合わせる形)はけっこう練習からやっていました。孝志さん(森村)がキッカーだったので「絶対あそこにボールがくるだろうな」という風に思っていました。そうしたら本当にボールがきて、あとは決めるだけの状況だったので、決められて良かったです。 ──前日のFリーグ初得点でコツをつかんだのでしょうか? コツというか「ここにいればボールがくるだろう」といった感覚はあったので。昨日のゴールのイメージから、いいイメージを持って今日も挑めたので、そこが良かったのかなと思います。
ベテラン選手の助言を受けて
──今シーズンを振り返って。 チームとしては、今シーズンF2で優勝してF1に昇格するという目標を掲げて挑んでいたので、それを達成できてすごくほっとしています。 個人としては、最初のほうはあまり試合に出られなくて苦しい時期もありました。でも最後にこうして少しでもチームの勝利に貢献できたので、本当に良かったなと思います。 ──苦しい時に、試合に出るために個人的に取り組んだことはありますか? ヴォスクオーレはベテランの人が多いので、話を聞いたりしていました。 例えば、背番号6番の一城さん(渡邊)は似ているタイプのピヴォなので、コツのようなものを教えてもらいました。孝志さんからは、ボールの受け方とかを教わっていて。シーズンの最後のほうにはなりましたが、孝志さんの出すパスに合ってきた感覚はあったので良かったです。
【関連記事】
- 【ディビジョン1・2入替戦|試合結果レポート】「明日も決めて勝つ」浅野岬が有言実行!仙台が2連勝で2019-2020シーズン以来のF1復帰!
- 【ディビジョン1・2入替戦第2戦|記者会見/北海道vs仙台】あらゆる困難を乗り越えて“自分たちがいるべき場所”へ。仙台・清水誠監督「120%の力を出し切れた」
- 【ディビジョン1・2入替戦第2戦|記者会見/北海道vs仙台】チャンスを決め切れず、集中の欠如から失点。入替戦2連敗でF2降格が決まる。北海道・嵯峨祐太監督「自分の力のなさを感じます」
- 【ディビジョン1・2入替戦|ミックス/北海道vs仙台】Fリーグ最後の一戦で“逆転残留”ならず。北海道・室田祐希がチームに残した唯一のメッセージ。「言わずとも、感じてほしい」
- 【ディビジョン1・2入替戦|ミックス/北海道vs仙台】長野で待つ父に届けた、ゴールと勝利。仙台・丸山将輝「力をもらえたし、いい報告がしたかった」