鳥好きレイザーラモンRG「鳥」展の見どころは「猛禽類」高柳明音は「シマエナガちゃん」
東京・上野の国立科学博物館にて11月1日、特別展「鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」(11月2日~2025年2月24日)報道内覧会が行われ、スペシャルゲストとして芸人のレイザーラモンRGと俳優でタレントの高柳明音が登壇した。 【写真】高柳明音おすすめのシマエナガの剥製 芸能界きっての鳥好きとして知られ、同展の音声ガイドナビゲーターも務める2人。バードウォッチャースタイルで登場したRGは「日本野鳥の会会員のレイザーラモンRGです。本当に素晴らしい展示で、僕の中では最高のテーマパーク。年パス欲しいなというか、ずっといたいくらいの場所」といい、鳥をあしらった衣装で登場した高柳は「子どもの頃から鳥が好きで、鳥が好きだと言っていたらアンバサダーに選んでいただいた。さっき自分の音声を聞きながら回ったんですけど、本当に分かりやすく、ここに来るだけで1日でいろんなことが分かる」と挨拶。 いち早く見学した感想をRGは「あと3、4周したいくらい。細かく解説が書いてあるし、カラスやスズメから古代の鳥の復元まで “この鳥の剥製もあるんですか!?” という圧倒的な量。主催の皆さんの “見たか!” “これで文句あるか!” という気持ちを感じた」と感嘆し、高柳は「今回初めて復元し、目玉にもなっている『ペラゴルニス・サンデルシ』は、実際に見ると本当に大きくて『鳥』展ならではの見どころ。普段私たちが観察しやすい子もいれば、歴史上の鳥も知ることができる。勉強になることを自然に知ることができるのはすごく素敵」と絶賛した。
それぞれのおすすめポイントをRGは「男の子たちにおすすめは猛禽類。ヒーローが全員並んでいるようなもので、マジで “カッコいい!” となる。メジャーどころはもちろん、チュウヒとかツミみたいな小さくてカッコいい子たちもいる」、高柳は「いつか自分の目で見てみたい、会ってみたい、写真に撮ってみたいシマエナガちゃん。入り口すぐにすごく大きいクジャクがいるので、そっちに目を奪われがちですが、右のほうにちょっとシマエナガちゃんがいる。実際見るとこんなに小さいんだと思ってめちゃくちゃかわいいので、見逃さないでほしい」とアピールした。 国立科学博物館初の鳥類をテーマとした同展は、600点以上の貴重な剝製・骨格標本を最新の系統分類に従って展示すると共に、鳥類の起源である恐竜から多様に進化した鳥類の魅力に迫る。同館動物研究部の西海功研究主幹は「今回、特別展を開催することになった大きな理由のひとつは、ゲノムによる分類が取り入れられたこと。動物の中でもヒトの次にゲノム解析が進んでいる鳥は、正確に系統が分かるようになってきたことから分類も新しく変わった。日本の鳥の分類はこの9月に改定され、ゲノム系統を大きく反映した分類が使われるようになり、この展覧会で初めて新しい鳥の分類をもとに紹介できることになった」などと解説した。