大谷翔平ホームランダービー辞退 ロバーツ監督「彼だけがメジャーリーグを背負う必要はない」
<ドジャース6-5ダイヤモンドバックス>◇2日(日本時間3日)◇ドジャースタジアム 【動画】大谷翔平27号、打った瞬間スタンド入り確信 文句なしの特大弾 ドジャース大谷翔平投手(29)が、オールスターの前夜祭ホームランダービー出場を辞退する意向を示したことについて、ロバーツ監督が持論を明かした。 「彼がドジャースに移籍してきた理由は、ワールドシリーズで勝つため。彼だけがメジャーリーグを背負う必要はない。彼はとても責任感のある男。以前にホームランダービーに参加したのも、ファンのためだと思う。彼はリハビリの過程にいるし、彼はドジャースでプレーするために契約を交わした」 大谷は21年のオールスターで投打の二刀流でプレーしながら、前日のホームランダービーにも参加。同年、本塁打王は当確とも思われていたが、後半戦で失速し、シーズン終盤で逃す結果となった。ロバーツ監督は「普段通りであれば彼は出たかっただろう。ただ、何かが起きてしまったときはショウヘイだけでなく、ドジャース、そしてファンもがっかりする。リハビリをしている途中であることで、辞退することにつながったのだと思う。ただ、彼は間違いなく、野球界に大きく貢献してきた」と、故障や不振のリスクを回避する必要性を説いた上で、これまでの功績をたたえた。