清水ユースが昌平を2-1で競り勝つ 昌平・玉田圭司監督、初陣飾れず
第6回 J-VILLAGE CUP U18が3月15日に福島県のJヴィレッジで開幕。 【フォトギャラリー】 昌平 vs 清水エスパルスユース 今大会、北は旭川実(北海道)から南は神村学園(鹿児島)までU-18プレミアリーグ2024に参加する10チームを含めた強豪20チームが出場した。 1日目の15日、第2試合が行われ、今月、就任発表されたばかりの元・日本代表の玉田圭司監督率いる昌平(埼玉)と清水エスパルスユース(静岡)が対戦した。 一進一退の攻防の前半を経て、0‐0で迎えた後半7分。清水ユースはゴール前の混戦からFW9田代寛人が押し込み、先制。試合の流れを引き寄せたかに見えたが、昌平が盛り返す。14分、味方のスルーパスを受けたDF12安藤愛斗が右サイド深く進入しゴール前にクロス。これがオウンゴールとなり、昌平が同点に追いついた。 1点勝負となった残り30分。両チーム、行きつ戻りつのオープンな展開に。互いにチャンスは作れ、ゴール前に迫っているが、相手の守備に阻まれる、あるいは精度を欠き、ゴールを割れずにいた。 ここで重要なのは、試合を変えるゲームチェンジャーの存在。 試合終盤43分、代わって入ったばかりの清水ユースDF18中村扇大がカウンターから右サイドを進入。そのまま流し込み、追加点。これが決勝点となり、2-1で清水ユースが勝ち、白星スタートとなった。 一方、敗れた昌平の玉田監督は初陣を飾れなかった。 (文・写真=佐藤亮太)