第48回 時代を超えたホームラン打者・中村剛也 vs 外国人打者ばかりが目立つホームランダービー|「対決」で振り返るプロ野球史
“ラビットボール”にはそれなりの効用。次の飛ばないボール時代を経て259発の時代に
“おかわり君”こと西武・中村剛也は、時代とボールの違いを問題としない本物のホームラン打者だ
プロ野球は“投高打低”の時代と“打高投低”の時代が交互にやってくる歴史だったのだが、それはほとんどの時代でボールの質が関係している。 戦前は、戦争による物資不足で粗悪な飛ばないボールが多くなり、どんどん投高になり、ホームランは、実に貴重なものになっていった。 戦後は一転、ホームランの時代に・・・
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週刊ベースボール