セルティックはまだベストイレブンが分からない? 「古橋はロジャーズのシステムにフィットしているとは思えないが……」
シーズン終盤でも疑問は多く
消化試合が1つ多いが、スコットランドでは16日にセント・ジョンストンを3-1で撃破したセルティックが再び首位に躍り出た。1試合消化が少ないレンジャーズとは1ポイントしか離れていないが、今はとにかく勝ち続けるしかない。 セルティックにとって国内リーグ制覇は絶対のミッションであり、現状に指揮官ブレンダン・ロジャーズもプレッシャーを感じているに違いない。 シーズンは終盤を迎えているが、『The Celtic Boys』は未だにロジャーズがチームのベストイレブンを理解していないのではないかと不安視している。昨季得点王のFW古橋亨梧をスタメンから外してみたり、ロジャーズの中に迷いがあるのは明らかだ。 「おそらく現在のセルティック最大の問題は、ベストイレブンを誰も分かってないということだ。シーズン後半にこんなことがあってはならない。アダム・アイダが好成績を収めた試合もあったが、依然としてゴールスコアラーとしては不安定なままだ。一方で、古橋はロジャーズのシステムにフィットしているとは思えないが、難しい状況でゴールを決める可能性が高いのは彼の方だ」 「中盤はどうだろうか。カラム・マクレガーと旗手が完全な状態に戻ったら、どの3人を先発させるのか。岩田は堅実なパフォーマンスを見せたにもかかわらず落とされるのか? 答えよりも疑問の方が多いのだ」 当然ながら、試合ごとに最適なイレブンを選択しなければ勝率は低くなる。2位レンジャーズとのポイント差を考えれば、これ以上の取りこぼしは絶対にNGだ。セント・ジョンストン戦では古橋が1ゴール1アシストと結果を出したが、ロジャーズにベストイレブンは見えているか。
構成/ザ・ワールド編集部