立憲“新代表”野田佳彦氏に早くも落胆と恨み節…「国ガチャに当たったと言える国に」発言に「外れにした張本人」の辛辣意見
9月23日、立憲民主党の臨時党大会でおこなわれた代表選の投開票で、野田佳彦元総理が新代表に選出された。その野田氏が、決意表明で放った一言が波紋を呼んでいる。 【画像あり】現在でも辻立ちを欠かさない野田佳彦氏 「一回目の投票では過半数の得票に届かず、野田氏と枝野幸男元代表との決選投票に。それを制した野田氏が新代表に就任しました。野田氏は当選後の挨拶で、『私は本気で政権を取りに行く覚悟であります。戦いはもう今日から始まります』『挙党態勢で政権を取りにいきましょう!』などと力強く政権奪回を宣言しました。 しかし、枝野氏との決選投票に先立っておこなわれた決意表明での野田氏の発言が、X上などで大いに物議を醸しているのです」(政治部記者) 問題となっているのは、野田氏が放った「親ガチャ」「国ガチャ」という発言だ。 「野田氏は、教育無償化の話の流れで『親ガチャ』という言葉を持ち出すと、家庭によっては教育の機会均等が実現されていない現状を改善すべきとして、『親ガチャなどという言葉を死語にしようじゃありませんか』と訴えたのです。 さらに、医療、介護、障害者福祉などのベーシックサービスは、段階を経て、すべて国が供給していく国を目指したいとする野田氏は、弱い人を助けるための政治はもう終わりにして、弱い人が生まれない社会をつくるべきだと力説。『みんながこの国に生まれて良かったと思える、“国ガチャ”に当たったといえる国をつくろうじゃありませんか』との主張を展開しました」(同前) この野田氏の発言に、X上で、 《消費税を上げて、外れの国ガチャにした張本人が何を言っているのか》 《立憲民主党は政党ガチャにハズレたといえます》 《総理ガチャ失敗してる国なんだからねぇ。無理だねぇ》 《野党ガチャ 最低ランクの国 日本》 など、「ガチャ」という言葉を使った辛辣な声で溢れた。 「野田代表としては、流行りの“ガチャ”という言葉を使うことで親近感を持ってもらい、若い層にも自分の言葉を届けようと考えたのでしょう。しかし、代表就任した直後から、有権者の間では消費税増税への恨みつらみが溢れています。やはり政治家にとって、増税という選択は非常に難しいものだということです。野田代表は今後立憲は“中道保守”の層を取り込んでいくと宣言しています。立憲共産党と揶揄されるような、近年のリベラル寄りから党が変質するでしょう。その中で、党としてまとめていけるのか手腕が問われます」(同前) さて“衆院選ガチャ”の結果はどうなるやら……。