劇場版『TOKYO MER』続編は“南海ミッション”に挑む 新車両・NK1と並ぶ鈴木亮平の姿も
2025年に公開される『TOKYO MER ~走る緊急救命室~』シリーズ最新作のタイトルが、劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』に決定した。 【画像】劇場版『TOKYO MER』最新作タイトルロゴ 最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車両(ERカー)で事故や災害の現場にいち早く駆け付け、“1人も死者を出さない”という使命のもと、自らの危険を顧みず患者のために戦う医療チーム「TOKYO MER」。彼らの活躍を描いた物語は、2021年にTBS系「日曜劇場」枠で放送され、2023年4月には劇場版第1作目が公開。興行収入45.3億円のヒットを記録した。 前作では、TOKYO MERのチーフドクター・喜多見幸太役の鈴木亮平をはじめ賀来賢人、中条あやみ、要潤、小手伸也、佐野勇斗、フォンチー、菜々緒、仲里依紗、石田ゆり子ら、ドラマ放送から俳優陣が続投。さらに、新メンバーに杏とジェシー(SixTONES)という新キャストを迎え、横浜・みなとみらいを舞台に撮影が実施された。 2025年に公開される続編では、沖縄・鹿児島にまたがる広大な海を舞台に“死者ゼロ”という高難度の救命ミッションに再び挑む。 今回の舞台に南の海が選ばれたことについて八木プロデューサーは、「これまでとは違うMERの可能性を追及し、応援してくださる皆様により新鮮な驚きと感動をお届けできたら……と思い、色々と試行錯誤を繰り返しました。一方、医療の現実に目を向けると、設備の整った医療施設のない離島や過疎地で命と向き合うことが重要な課題となっています。大きな課題である離島医療と、これまでにないスケールで映像世界を両立させるために、『南の海を舞台にした大救出劇』に挑戦しようと考えました」とコメント。 さらに、TOKYO MER、YOKOHAMA MERにつづき、本作では新たに南海MERチームが発足することが発表された。南海MERチームのチームコンセプトとして「海を渡るMER」が挙げられており、八木プロデューサーは「オペが出来る特殊車両を搭載して島々を移動するため、MERシリーズ初の船が登場します!」と語る。 そして、喜多見や南海MERチームと共に命を救うために立ち向かう新車両・NK1も公開された。今回の車両の特徴は、穴だらけの泥道や森の中など険しいオフロードにも対応するべく装着された強靭なタイヤ。さらにT01よりも小回りの利くサイズで、より困難なミッションに挑むことができる車だ。 あわせて、鈴木が南海MERのユニフォームを着用している写真も公開された。前作では水色が印象的なYOKOHAMA MERが登場したが、本作で登場する南海MERのチームカラーはピンク。八木プロデューサーは色に込めた思いについて、「南国の強い日差しにさらされても力強く咲き誇るハイビスカスのように、『明るさ』と『しぶとさ』を兼ね備えた南海チームを表現するため、チームカラーをピンクとしました」と明かした。 ■八木亜未プロデューサー(大映テレビ) コメント 21年に放送された連続ドラマから、23年のSPドラマ「隅田川ミッション」、そして劇場版パート1まで、大変多くのファンの皆様の熱い応援により、長く愛していただける作品に育てて頂きました。 スタッフ一同、心から感謝しております。 前作までの舞台は東京と横浜で、いわば都市圏ならではの事故や災害を描いてきました。 次回作をやらせて頂けるのであれば、これまでとは違うMERの可能性を追及し、応援してくださる皆様により新鮮な驚きと感動をお届けできたら……と思い、色々と試行錯誤を繰り返しました。 一方、医療の現実に目を向けると、設備の整った医療施設のない離島や過疎地で命と向き合うことが重要な課題となっています。 患者を救うために奮闘してくださっている医療従事者の皆さんにエールを送る、というのがMERの最大のテーマであり、また立ちはだかる大きな壁に立ち向かうのがMERの醍醐味ですので、今作は大きな課題である離島医療と、これまでにないスケールで映像世界を両立させるために、『南の海を舞台にした大救出劇』に挑戦しようと考えました。 チームコンセプトについて 南海チームは、これまでにない『海を渡るMER』というコンセプトです。 オペが出来る特殊車両を搭載して島々を移動するため、MERシリーズ初の船が登場します! もちろん、新たなERカーも登場します。穴だらけの泥道や森の中など険しいオフロードにも対応するため、新車両「NK1」は東京のT01よりも小回りの利くサイズで、悪路にもびくともしない強靭なタイヤを装着しています。 これまで都会の道を颯爽と走るT01やY01がMERの魅力の一つでしたが、今回のNK1はより困難なミッションに挑む新しいMERの魅力を体感いただけると思います。 カラーリングについて 劇場版パート1では、国の号令によってYOKOHAMA MERが発足、さらに全国にも展開するという構想が描かれました。 今回の「南海ミッション」では、すでに全国の主要都市で各都市のMERが活躍しているという世界線になっています。つまり、いずれ色とりどりのERカーを皆様にご紹介させて頂けるかと思います。 その中でも、南国の強い日差しにさらされても力強く咲き誇るハイビスカスのように、「明るさ」と「しぶとさ」を兼ね備えた南海チームを表現するため、チームカラーをピンクとしました。
リアルサウンド編集部