近畿地方梅雨明けで気温30度超え 気象庁は熱中症への注意呼びかけ
近畿各地で30度超え 気象庁は熱中症への注意呼びかけ 撮影・報告:柳曽文隆 THE PAGE大阪
気象庁は9日、近畿地方が梅雨明けしたと見られると発表した。このほか、九州北部や中国、東海や北陸でも梅雨明けしたとみられると発表した。近畿地方は、朝から高気圧に覆われ晴れ間が広がったが気温が上昇。大阪市内では同日正午までに最高気温33.2度を観測した。府内各地、また近畿各地でも30度を超える地点が多く、気象庁では「今日は高温が予想され熱中症の危険が特に高くなる見込みです。暑さを避け水分をこまめに補給するなど、十分な対策をとってください」と注意を呼びかけている。 【拡大写真と動画】6日午後、住吉区と堺市の境界を流れる大和川が増水。その上を走る阪堺電車
気象庁によると、大阪府では、今日夕方にかけ土砂災害に注意するよう呼びかけている。また、昼過ぎから夜のはじめ頃にかけ、落雷や突風のおそれがあるため、6月18日に発生した大阪府北部地震による被災地では、突風に伴い屋根のシートが飛ばされないよう、注意を呼びかけている。 大阪府各地の最高気温は次の通り(9日正午現在、気象庁調べ) ・大阪市 33.2度 ・枚方市 33.8度 ・豊中市 33.1度 ・堺市 32.7度 ・八尾市 33.7度 ・熊取町 30.9度