大道芸の街で知られる静岡市で、クリスマスに合わせた大道芸イベント開催
大道芸の街で知られる静岡市で、クリスマスに合わせた大道芸のイベントが開催されている。繁華街の公園を会場に、ジャグリングやローラーバランス、マジックなど若き芸人たちが「ミラクル」で「ユーモア」なパフォーマンスを繰り広げて、道行く親子連れや恋人たちを楽しませている。
初日23日のトップバッターは、東京から駆けつけた「Kay」さん。機材不調で音楽が流れないトラブルも巧みな話術で切り抜け、サイコロをコップを使って積み上げるダイス・スタッキングと呼ばれるパフォーマンスや水晶玉を使ったパフォーマンスを披露した。「ステージとは違って、大道芸は通行人を巻き込んでパフォーマンスをするのが醍醐味。大道芸ワールドカップに出場することが目標」と話していた。 熱海で活動しているという「コーキ」さんは、高校生の時に図書室でマジックの本に出会ったのがきっかけだという。その後、静岡で大道芸ワールドカップを見て、大道芸を志すようになった。「クリスマスなので恋人が楽しめるハートフルなマジックを披露したい」と話していた。
公園には、子供たちが最前列を陣取った人の輪ができて、拍手や歓声、時にはため息や笑いも起きて、どこか懐かしい雰囲気。夜にはクリスマスのイルミネーションが輝く中でパフォーマンスが繰り広げられ、道行く親子連れや恋人らを喜ばせていた。 25日まで。昼の部は午後1時から、夜の部は午後5時から、合わせて計16人がパフォーマンスを披露する。