新緑包む「雪の花」 福島県郡山市開成3丁目の喫茶店「かくれ里」 ヒトツバタゴ満開
福島県郡山市開成3丁目の喫茶店「かくれ里」にあるヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ)が満開となっている。雪が積もったような美しい白い花が、来客や近隣住民の目を楽しませている。 ヒトツバタゴはモクセイ科の落葉高木で自生地が長野、岐阜、愛知、長崎の各県と限られ、環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。一部の自生種は国の天然記念物になっている。 店主の伊東章子(たかこ)さんによると、20日ごろまで見頃が続くという。伊東さんは「風が吹くと雪が降るように花びらが舞う。ヒトツバタゴを見がてら、お茶を飲みに来てほしい」と話している。 店の営業時間は午前11時から午後8時まで。日水定休。 (郡山版)