東北新幹線から約2センチの「金属片」を発見 スイッチに接触し誤作動か 車両の連結部分が外れた問題で JR東日本
東北新幹線で車両の連結部分が外れた問題でJR東日本は運転台にあるスイッチの裏などからおよそ2センチの金属片が見つかり、これが誤作動を起こした原因とみられることを発表しました。 19日、東北新幹線の「はやぶさ・こまち6号」は、宮城県の古川駅と仙台駅の間で時速315キロで走行中に車両の連結部分が外れ、緊急停車しました。 このトラブルによりおよそ4万5000人に影響が出たということです。
26日、JR東日本は会見を行い正常に連結しなかった際に強制的に連結を外すスイッチの裏などから、およそ2センチの金属片が見つかったことを明らかにしました。 これがスイッチの端子に接触することで誤作動を起こし、連結部分が外れた可能性があるということです。 当該の車両の製造を行った「日立製作所」や「川崎車両」によりますと、ドリルなどを使用した際に金属片が発生し車体の内部に残った可能性があるということです。 JR東日本は10月末までにこのスイッチの配線を取り除き使用できなくするということです。
テレビ朝日報道局
