元ヤクルト助っ人右腕が山本由伸のMLBでの”活躍”に太鼓判!「ヤマモトは本物だ。エリート投手の素質を複数持っている」
オリックスからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す山本由伸の争奪戦が過熱している。メッツ、ヤンキース、ドジャース、レッドソックスなど、複数の球団が右腕の獲得に動いており、現地メディアによると総額3億ドル(約426億円)以上のオファーを提示したチームもあるという。 【動画】ヤンキースGMに見せつけたノーヒッター! 山本由伸の衝撃投球をチェック 山本は今季、23試合に先発登板して16勝6敗、防御率1.21、169奪三振を記録し、エースとしてオリックスのリーグ優勝に貢献。史上初となる3年連続の「投手4冠」に輝き、自身3年連続3度目となる沢村賞も受賞した。MLBのストーブリーグで“大人気”となっている山本だが、NPBを経験した元助っ人が右腕の凄みについて語っている。 2019年~22年までヤクルトに在籍し、守護神として通算80セーブをマークしたスコット・マクガフ(現ダイヤモンドバックス)が米メディア『MLBネットワーク』に出演し、日本での経験を踏まえながら山本について話した。 マクガフは山本について「彼は本物だよ。彼が22歳のときから見ているけど、目を奪われてしまったね」と、ヤクルトに在籍していた当時から右腕の投球に魅了されていたことを明かした。21年と22年にヤクルトは日本シリーズに進出し、オリックスと対戦したが、マクガフはその時に山本の投球を目の当たりにした。 さらに、マクガフは現役メジャーリーガーの目線から右腕について「彼はメジャーリーグのエリート投手の球種を複数持っていて、投手としての高い能力がある。オオタニほど身体が大きいわけではないが、柔軟性とスタミナがあり、1シーズンを耐えることができる。彼は本当に素晴らしいものを持っている」と話し、山本を絶賛していた。 大谷翔平の去就が決まった今、山本の評価が急騰しているが、元NPBの助っ人右腕が右腕のMLBでの活躍に太鼓判を押した。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]