青菜漬け作り本格化、冬の味楽しみ 山形
本県の冬の味覚、青菜漬けの漬け込み作業が、山形市長谷堂のジェイエイあぐりんやまがたエーコープもとさわ工場で本格化している。 本沢地区などの契約農家二十数戸と自社が栽培した青菜を加工する。1束5キロの青菜を深さ2メートル以上もある漬け込み槽に積み重ね、3日間塩漬けにして水洗い後、しょうゆ味の特製たれに5日ほど漬け込んで袋詰めする。12月上旬までの出荷目標は約150トンだ。 同社の横尾貴之業務部担当部長(48)は「いつもの年と同様の間違いない味に仕上がっている」と話す。 18日から工場に隣接するエーコープもとさわ本沢直売所とJR山形駅構内、JAやまがたおいしさ直売所の南館店、落合店、紅の蔵店で販売する。数量限定のため1月上旬には売り切れが見込まれる。