【ヒロアカ】声優「 山下大輝×岡本信彦×佐倉綾音」それぞれが演じたキャラの、心境の変化は?
キャラの成長が盛りだくさん! 隅々までチェックしてほしい作品
――では劇場版第4弾を演じてみていかがでしたか? 今までと心境の変化はありましたか? 佐倉さん:状況的にはデクがいちばん変化しているよね。 山下さん:今回はアニメ版の6期と7期の間のところのお話なんです。デクが戻ってきて、1人で戦うのではなく“みんなで戦うこと”の心強さをあらためて実感している時だったからこそ、仲間の大事を再確認できた劇場版だったと思います。背中を預けて、安心しながらのびのびと戦える。託せるからこそのびのび戦えるんだなってすごく感じました。ただ、最初は“対ダークマイト”という部分で躊躇する部分があったんです。でもキャラが全然違うので思い切りぶん殴れるなと(笑)。逆に「オールマイトを利用するな!」という気持ちで本気になれました。怒りはすごく乗ってた気がするな。でも一番は、仲間と一緒に戦う部分にデクの変化が見えると思うので、ぜひ注目してほしいですね。 岡本さん:僕が演じる爆豪的にはみっつくらい変化がありました。 まずひとつめはハウザーインパクトがかっこよくなっていました。威力がすごかったです! ふたつめは、デクのことを気遣うシーンがあるところ。今まではそういうシーンはあまりなかったんです。なので『ここで気遣うんだ……!』と感じました。もちろん2作目でも手を組むシーンがあったりはするんですが、声かけのコミュニケーションが発生してたりして、今までの呼びかけとちょっと違う感じがするんです。そこに成長が感じられました。 みっつつめは全体のバランスです。今回ツッコむシーンが多くて、前半戦はずっとツッコミしていて、往年のかっちゃん(※岡本さん演じる爆豪勝己の愛称)の雰囲気があると思います。 今までずっとこの作品を見てきた方には『爆豪ってこういう面もあったよね』って思っていただきつつ、ちょっと箸休め的なツッコミも随所にあって楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。 佐倉さん:お茶子は今回、ゲストキャラクターとちょっと絡むシーンがあるんです。そのシーンが持つ意味を深読みした時、『これをお茶子がするってすごく素敵だな』と思いました。お茶子の成長を考えると意味合いが深くなっていくシーンなので、ぜひみなさんにも考察していただきたいです!