パターもリシャフト時代? 「スチール×カーボン」シャフトがじわり人気
実は男子ツアーでも使用者がいた。宮里優作が「スタビリティツアーロング」(200g)をスコッティキャメロンの長尺パターに挿して使い始めていた。4月頃からテストを始め、6月の「日本ゴルフツアー選手権」から本格的にスイッチ。「長尺を使っていると、どうしても切り返しで変なたわみが起きて振り遅れるケースが多い。ですが、このシャフトだと振り遅れることがなくて、しっかりとヒットできる。ミスも一辺倒で右のミスがほぼ出ない。左のミスだけを考えればいいので動きがすごいシンプルになります」(宮里)と、長尺パターとの相性は非常に良さそう。 男子の海外メジャー「全米オープン」に勝ったブライソン・デシャンボーもLAゴルフのカーボンシャフトを使っているし、もはや「パターシャフト=スチール」ではなくなってきているのは間違いない。パターもリシャフトが当たり前な時代に突入か。そのうちカチャカチャ機能がついてきたりして…。(編集部/服部謙二郎)