「ナイスキック」に「ナイストライ」…ミスなのに褒めるのは失礼!? ゴルフでポジティブな言い回しに変えるメリットとは?
上級者のミスへの声かけは避けたほうが無難
ゴルフを楽しくプレーする上でポジティブな声かけは必要不可欠ですが、同伴者との関係性によっては、むやみに発言しないほうがいい場合もあるそうです。ハリー石川氏は、以下のように話します。 「例えば上司や目上の人、技術的に自分より優れているゴルファーに対しては、むやみやたらに声かけをするのは控えたほうがいいと思います。特にそれなりに実力のあるゴルファーのなかには、自分よりスコアの悪いゴルファーに『ナイスキック!』とミスを褒められると気分を害する人もいます」 「もちろん、事前に『あそこにキックさせるように打つ』と宣言していたのであれば、褒めても問題ありませんが、狙ったかどうか曖昧なショットに関しては、何もいわないのが無難です」 親しい間柄の友人や知人、後輩やゴルフ経験の浅いビギナーとのラウンドであれば、積極的にポジティブな声かけをしても問題ありませんが、関係性が浅く微妙な距離感のゴルファーには気を使ったほうが良さそうです。 とはいえ、組の雰囲気が良くなるとファインプレーが出やすくスコアに影響してきます。気分よくプレーできる気配りができたら、真の意味でのグッドゴルファーといえるのではないでしょうか。
e!Golf編集部