モウリーニョが語るプレミアのライバルたち 「アーセナルはいつも楽勝だった。難しかったのは……」
ニューカッスルではなかなか勝てなかった
先日ローマの指揮官を解任されたジョゼ・モウリーニョ氏。古巣チェルシー、もしくはマンチェスター・ユナイテッドに戻ってくるのではないかとの噂も流れているが、そんななかリオ・ファーディナンド氏がホストするポッドキャスト『VIBE with FIVE』に出演し、プレミアで戦ったライバルたちについて語っている。 「私も(アーセン・)ヴェンゲルも同じように、タッチライン上で自分たちのことを話し、言葉も交わしていた。私がもっとも楽しんでいたのは、アーセナルと対戦するたびにアーセナルに勝つことだったよ。毎回そうだったんだ。チェルシーとやるたびに、ドーン!ドーン!ドーン!だ。それが私にとって楽しかった」 モウリーニョ氏とヴェンゲル氏はライバル関係と目されていたが、モウリーニョ氏にとってアーセナルは楽勝な相手だったようだ。確かにヴェンゲル氏率いるアーセナルは、モウリーニョ氏のチェルシーにいつもやられていたイメージがある。 逆に、もっとも対戦しづらかったチームは、ニューカッスルだったという。 「ニューカッスルでのプレイは楽しめなかったね。私は決して勝てないんだ。いつも負けるか引き分けだ。たしかチェルシーかマン・ユナイテッドかトッテナムで一回勝ったと思う。でも、あそこ(セント・ジェイムズ・パーク)で勝ったのは1~2回だったと思う」 モウリーニョ氏はほかにも、現シティ指揮官のペップ・グアルディオラにも触れ、悪いライバル関係ではなかったと語っている。もはやプレミアの歴史の一部であるといっても過言ではないモウリーニョ氏。彼がもう一度プレミアに戻ってくることはあるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部