日産ノートオーラってどんなクルマ? 詳しく解説!
ノートオーラとは?
2020年に登場した3代目ノートに新たに加わったのがノートオーラ。ノートとの大きな違いは、プレミアムコンパクトとして開発されたことです。 【画像】日産ノートオーラのインテリアなどのそのほかの画像を見る(11枚) とはいえノートをベースに装備をグレードアップしただけの上級グレードではありません。専用デザインを採用してボディを拡大。パワーユニットもノートから最高出力や最大トルクが引き上げられています。 室内もプレミアムコンパクトにふさわしいものへと変更。大型ディスプレイを配置したほか、シートなど各部に上質な素材をあてがい、プレミアムコンパクトにふさわしい高級感を備えました。
ボディが3ナンバーサイズに拡大
一見、ボディサイズに違いがないように見えるノートとノートオーラですが、違いがあります。 全幅が1695mmのノートに対して、ノートオーラは3ナンバー車となる1735mmとなるのが特徴。トレッドもノートより20mm拡大されました。 その他、ホイールベースなどはノート同様ですが、ワイド化したことでフォルムに存在感が増しています。
グリル以外にも専用デザインを採用
薄型のヘッドライトを採用し、グリルを小型化したことでノートとフロントマスクの違いが目立つノートオーラ。 フロントマスク以外にデザインの違いは見受けられませんが、両車のエクステリアはルーフとフロントドア以外、まったく別物です。 また、インテリアも基本造形はノートと共通ではあるものの、インパネに木目調パネルを配したことや大型ディスプレイを装備するなど、内装もノートより上質さを高める差別化を図りました。
質感が高められたシート
シートもノートとは異なる専用品。シート表皮が本革やツイード調&合皮などプレミアムコンパクトらしい素材が使用されています。 オプションとなりますがヘッドレストにスピーカーが備わるBOSEサウンドシステムも用意されました。 上級グレードに装備される本革シートは、背もたれのウレタンを高級車並みの厚さで配置しています。
最高出力を高めたパワーユニット
ノート、ノートオーラともパワーユニットはe-POWERを搭載しているところは同じ。1.2リッターエンジン、モーターともに違いはありませんがノートオーラのパワーユニットはバッテリーの出力を高めたことで最高出力が100kW(ノートは85kW)、最大トルクは300Nm(同280Nm)に高められています。 また、パワーアップされたことでノートオーラはタイヤサイズを拡大。専用ホイールはアルミ製ではあるものの空力性能を向上する目的で、樹脂製カバーが装着されているのも特徴といえるでしょう。