ダニエル太郎、全仏OPへ「調子は上げてきている」初戦は第6シード・ルブレフ「最高のプレーを。チャンスはある」
テニスの4大大会「全仏オープン」は26日から開幕する。男子シングルスのダニエル太郎(エイブル)が、大会を放映するWOWOWの独占インタビューに応じ、意気込みを語った。 ―今のコンディションをお聞かせください。 「先週リヨン(ATP250)で予選突破できて、(その前の)ボルドー(チャレンジャー)でも1試合勝てて、試合をいくつか重ねてこられました。クレーシーズンのフィーリングは良くはなかったんですけど、全仏に向けて少しずつ調子は上げてきているので、しっかりやっていきたいです」 ―ここまでの課題と手応えがあれば教えてください。 「他のプレーヤーのスタイルがどんどん積極的になってきているので、それを上回るくらいにやっていかないとついていけないと思います。ランキングを上げたいと思うともっともっとリスクを取っていかないといけないので、そこでバランスを崩さず自分のエッセンスをいかに保てるかというのが重要だと思っています」 ―今季での引退を表明しているナダル選手は最後の全仏になりそうです。どのような印象ですか? 「同じ大会を14回も優勝するなんて不可能以上だと思うので、信じられないです。しかし、そうしたレジェンドがこの世界から抜けていくというのも、そろそろ起きなくてはいけない進化だと思うし、同時にネクストジェネレーション(の台頭)でもあるので、悲しい反面、良いことでもあると捉えています」 ―初戦の対戦相手・ルブレフ選手(第6シード)の印象はいかがですか? 「昔から知っている選手で、チャレンジャーでも戦ってきた選手です。とてもインテンシティーの高い選手です。感情の上下も激しいですし、すごいパワーのある選手ですが、彼とは2017年に試合をしたことがあって、良い試合ができて勝ったことがあります。トップ選手なので、自分は最高のプレーをしなくてはいけないですが、チャンスはあると思っています。良い戦いを見せられると思います」 ―勝つためには何が必要ですか? 「押され負けしないように自分から打っていかないといけないと思います」 ―ファンの皆さんにメッセージをお願いします。 「いつも応援ありがとうございます。ぼくは日曜日からのスタートになるので応援ぜひよろしくお願いします。これからもよろしくお願いします」
報知新聞社