小学校の平和学習 103歳の男性が戦争体験伝える
びわ湖放送
戦争を経験した草津市の103歳の男性が市内の子どもたちに自らの体験談を語り平和の大切さを訴えました。 草津第二小学校の6年生およそ110人の児童を前に講演を行ったのは、市内に住む山本榮策さん103歳です。 山本さんは、東京農業大学の学生でしたが、戦況の悪化に伴う学徒出陣により招集され、ビルマ、現在のミャンマーに出征。激しい戦闘を経験しました。 80歳の時に講演活動をはじめ、以来23年間ほぼ毎年、地域の児童らに戦争の体験を語ってきました。 講演の後には、今月16日に104歳の誕生日を迎える山本さんに感謝の言葉と共に、児童らのメッセージが込められた飾りが手渡されました。 児童らは今月、修学旅行で広島を訪問。その後、平和学習の集大成として、1人ひとりが平和宣言を作成して発表するということです。
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