大谷選手の通訳・水原一平氏ドジャース解雇 疑惑の賭博問題“キーマン”を直撃【バンキシャ!】
大谷翔平選手を公私ともに支えた水原一平氏が、違法賭博をめぐりドジャースを解雇された。アメリカメディアは大谷選手の口座から賭博の元締め側に少なくとも6億8000万円が送金されたと報じた。疑惑のカギを握る人物を、バンキシャが直撃取材。【バンキシャ!】 *** 21日、バンキシャが向かったのは、アメリカ・ニューヨークにあるスポーツバー。 NNNニューヨーク/末岡寛雄記者 「平日の昼間にもかかわらず、多くの人が集まってスポーツ観戦をしています」 テレビ画面にバスケットボールの試合が流れ、中にはスポーツ賭博をしている人の姿も。 客 「アリゾナ州立大学が先に20点を取ることに賭けたんだ」 ニューヨーク州では合法のスポーツ賭博。アプリを使いオンラインで賭けることができるという。 客 「1回で5ドルから10ドル賭ける。ちょっと楽しむだけでのめり込んでるわけじゃないよ」 一方、大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・ドジャースがあるカリフォルニア州。 日本時間23日、スポーツ賭博が違法のこの州で賭博をしたとして、通訳の水原一平氏がドジャースを解雇された。 スポーツ専門メディア「ESPN」によると、水原氏が抱えた“借金”は日本円で少なくとも6億8000万円。取材に対し、大谷選手の口座から送金したと語っていたという。 *** 日本時間24日、バンキシャは水原氏が以前、アルバイトをしていたすし店(カリフォルニア州/鮨処古都)へ。店内に飾られていたのは、大谷選手や水原氏のイラスト。 鮨処古都・松木保雄店長 「これファンが描いてくれて。一平ちゃん、デコピンとみんなでがんばろうという。一平ちゃんはもう参加できないけども」 水原氏が働いていたのは、2006年から2009年の3年ほどだったという。当時からギャンブルに興味があったと思わせる、こんなエピソードが… 松木店長 「ディーラーの学校があるらしいですね。『行ったけどダメだったよ』とか言ってね。『向いてなかったんだ』という感じで。自分の向き、不向き、向いた仕事を探す時期だったんでしょうかね」 カジノのディーラーを目指し、専門の学校に通っていたという。