EXILE HIRO「“天才小学生”みたいな子がゴロゴロいる」日本の“ダンススキル”の高さに脱帽
TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、LDH JAPAN代表取締役社長のEXILE HIROさんと常連客の東京藝術大学学長・日比野克彦さん。ここではHIROさんが、小中学生の“ダンススキル”の高さに言及していきました。
◆日本のダンスレベルは相当高い
日比野:現在のダンスは、スポーツ的なものやエンターテインメントなもの、自分の世界観を追求するものとか、いろいろ分かれているような気がしますけど、日本の現状はどうですか? HIRO:最近はもうダンスの現場にいないので(最前線のことは)分からないですけど、LDHは今「D.LEAGUE」というダンスのプロリーグにも関わらせていただいているので、D.LEAGUEを通して知り合うプロデューサーの子たちから話を聞いたり(実際に)見たりしていると、どんどんダンスの種類も広がっていて、スキルアップしているのは改めて感じます。あとは、LDHが運営しているEXPGというダンススクールがあるのですが、実力のある子が低年齢化しているといいますか“天才小学生”みたいな子がゴロゴロいて。 日比野:ときどきテレビにも出てきますもんね。 HIRO:はい。なので、やはりダンスは日本人にすごく合うんだろうなと思います。とくにキッズダンサーの日本のレベルは平均的にみても相当高いだろうなと。 日比野:それはレッスンや(ダンス)教室があるから? それとも、持って生まれた日本人の特徴なんですか? HIRO:両方だと思います。これだけいろんなダンススクールがあったり、D.LEAGUEというプロリーグができたのもそうですけど、いろいろなイベントや大会が、全国でたくさん開催されていたりするので。ダンスを楽しむ環境が整っているんだと思います。 日比野:子どもって“マネる”のが好きじゃないですか。いまはYouTubeなんかでもいろんなダンスが見られるし、スポーツなんかも「世界の名プレー」とかが見られる時代だから、それが頭のなかにあって、体がそれについてくるみたいな。視覚的な情報を(頭に)入れて、それをマネることって子どもたちは得意じゃないですか。 HIRO:そうですね。今は、勝手に見て、勝手に吸収して、勝手に覚えることができる。情報が多い時代なので、さまざまな角度からダンスを学べますし、その分オリジナリティのあるうまい子が本当にたくさんいます。 少し前に、LDHで大きなオーディションをおこなったのですが、そのときも歌・ラップ・ダンスが全てできる中学生が何人もいて、昔では考えられないと言いますか。やっぱり今の環境はすごいなと思います。 (TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」放送より)