【RIZIN】朝倉海がバンタム級王座を返上し、UFCとの契約を発表「必ずUFCでチャンピオンになります!」、榊原CEO「未来も『UFCに行く』って言わないよね?」
2024年6月9日(日)『RIZIN.47』(東京・国立代々木競技場第一体育館)の大会中に、朝倉海(JAPAN TOP TEAM)がリングイン。RIZINバンタム級王座を返上、UFCと契約したことを発表した。 【写真】朝倉未来もリングイン「海がUFCと契約して俺は平本蓮とやってる場合じゃないけど圧倒的に勝ちます」 リング上で榊原信行CEOに呼び入れられた朝倉は、「こんにちは朝倉海です。今日は皆さんに重要なお知らせがあってこの時間をお借りました。僕はRIZINのベルトを返上してUFCへ行きます。詳しい内容は近日中にUFCからアナウンスがありますが、正式にUFCとの契約が決まっています。嬉しい報告なんですけど、すごく寂しい気持ちです。何者でもない僕が格闘家として男として認められたのはこのRIZINのおかげだと思っています。去年の大晦日にベルトを巻いて、チャンピオンとして一度も防衛戦をせずにUFCへ行くことを背中を押してくれた榊原さんに感謝します。6年間戦わせてもらって、大晦日に3年間負けて、ベルトも2回獲りました。必ずUFCでチャンピオンになります。そして世界中のファンをつれてここに戻ってきます」と語った。 榊原CEOは、「UFCにお願いされて行くんじゃない。UFCに求められて行く。日本人初の、アジア人(男子)初のチャンピオンになって戻って来いよ」とエール。海は「約束します」と力強く答えた。果たしてUFCにはバンタム級、フライ級のどちらで参戦するか。 続けて、7月28日の『超RIZIN.3』で平本蓮と対戦する朝倉未来もリングイン。 「まずこのRIZINチャンピオンの肩書きあるなかで海をUFCに送り届けてくれてありがとうございます。主催者からしたら、お金になる選手を出すのは大変なこと。すごい誇りに思います」と榊原CEOに感謝の言葉を述べると、「弟がUFCに行くなかで、俺は平本なんかと戦っている場合じゃないけど、圧倒的に勝ちます。楽しみにしています」と、圧勝を宣言。榊原CEOから「未来も『UFCに行く』って言わないよね(笑)」と、心配された。 第3代、第6代RIZINバンタム級王者の朝倉海は、2023年12月31日『RIZIN.45』のRIZINバンタム級タイトルマッチにて、王者フアン・アーチュレッタ(米国)と対戦。アーチュレッタの体重超過により、朝倉が勝利した場合のみ王座獲得、アーチュレッタが勝利した場合は無効試合となり王座は空位というルールのなか、レッドカード(判定基準-50%)スタートでフィニュシュを狙うアーチュレッタを、2Rにヒザ蹴りからのパウンドでTKO。王座に返り咲いていた。 その後、かねてから希望していたUFC参戦を表明。目標をUFCチャンピオンに定めていた。