「出会い系で男呼んで、ホテルでシャワーを浴びてる間に金抜いて逃げることも…」アレン様が明かす、グレて“やりたい放題”だった中学生時代のこと
家にも帰らず遊び歩く日々
その頃には家にはもうほぼいなかったの。夜中に徘徊するのが好きで、家に帰るのは朝方。学校行く時間に寝て、夕方に起きたらまた友達の家に行くとか、数ヶ月単位で帰らないこともあったわ。
家族も無反応というか、すでに交流がなかったの。ヮタクシが家に帰る頃には親が仕事に行く時間で、家を出る夕方はまだ親が帰ってきていない時間だったから、顔を合わせることもない。1ヶ月帰らなかった後に親の顔を見たのは、補導されて警察に親が呼ばれた時だったわ。会話もなかったのよ。親は夜中に呼び出されるから怒ってるし。だから、グレてからの親との思い出はあんまりないの。 親に言われせれば、何を言っても仕方ないっていうか、本当にそのうち痛い目を見るよっていう感じだった。だから、補導されて車で迎えに来てもらった帰り道、本当は警察署から自宅に真っすぐ帰らないとダメなのに、友達の家の前で降ろしてもらったりしてたわね。 その時、「行きたいなら行けばいいし、帰りたいなら帰ればいい。でも、自分がしたことはいつか全部自分に返ってくるよ」って親に言われたわ。やっぱり「自己責任」なのよ。親はヮタクシを無理やり連れて帰ることはなかったの。好きにしていいけど、自分の責任だよっていうのは言われてた。それでヮタクシ、自業自得っていうことを覚えたし、今もその考えが生きてるのよ。
英語だけは勉強しておけばよかった
親からは唯一「勉強だけはしておいた方がいい」って言われていたけれど、「もうわかったわかった、大丈夫。気が乗ったらね」みたいな返事をして無視してたのよね。 ヮタクシって今も変わらないんだけど、「人生どうにかなる」ってずっと思っていて、実際勉強しなくても生きていけるって思っていたの。ときには根拠のない自信って大事なんだけど、その時は本当に何の根拠もなく「勉強なんていらない」って思っていたのよ。大人になって数学とか理科なんて全然使わないでしょう。今使うのって、コミュニケーションを取るための国語ぐらいじゃない? だから勉強しなくてよかったかなと思ってたんだけどね、正直問題(笑)。 勉強しなくても実際ここまで生きてきたけど、唯一後悔していることがあるの。 ヮタクシが受験した中高一貫校は英語に特化していて、国際交流も盛んだったんだけど、英語の授業に外国人の先生も来てたから、授業中も一切日本語禁止!みたいな。それなのにその時間、ヮタクシは学校のベランダでタバコを吸ってたの。授業なんかよりセッター(=セブンスター)が格好いいと思っていたのよ(笑)。 今となっては、海外に行きまくるために英語が必要だから、たくさんお金を払って勉強しているのよ。あの時は自分でお金を払わずとも勉強できる環境だったのに!
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