ニューガーデンがポール・トゥ・ウィン。シボレーエンジンがトップ4を占める|インディカー開幕戦セントピーターズバーグ
2024年シーズンのインディカー・シリーズ開幕戦セントピーターズバーグの決勝レースが行なわれ、チーム・ペンスキーのジョセフ・ニューガーデンが勝利した。 【リザルト】インディカー開幕戦セントピーターズバーグ:決勝 予選では0.0058秒差でフェリックス・ローゼンクヴィスト(メイヤー・シャンク)を抑え、ニューガーデンがポールポジションを獲得。3番手にパトリシオ・オワード(アロー・マクラーレン)が続いた。 100周で争われる決勝レースがスタートすると、ニューガーデンがホールショット。ローゼンクヴィスト、コルトン・ハータ(アンドレッティ)が続いた。 ニューガーデンはまずプライマリー(ハード)タイヤを履いたが、ローゼンクヴィストとハータはオルタネート(ソフト)タイヤを装着。タイヤの違いもあってか、ニューガーデンの後ろに、ローゼンクヴィストが張り付いた。 27周目、このレース最初のフルコースコーションが発生。マーカス・アームストロング(チップ・ガナッシ)がターン10でクラッシュしたためだ。 ここでほとんどのドライバーがピットイン。ニューガーデンはこのピット作業でわずかに遅れ、ローゼンクヴィストとハータに先行を許してしまった。 3番手で31周目のリスタートを迎えたニューガーデンは、続けざまにハータ、ローゼンクヴィストをオーバーテイク。自力で首位を取り戻した。 その後2度のコーションが出るも、ニューガーデンは首位を譲らずポール・トゥ・ウィン。自身30勝目となる優勝を開幕戦で飾った。 2位はオワード。3位にはスコット・マクログリン(チーム・ペンスキー)が入った。この2台はソフトタイヤを履いたスティントでポジションを上げた形だ。 ハータはハードタイヤでのペースが振るわず5位。ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が4位に入ったことで、シボレーエンジン勢がトップ4を独占する形となった。
Charles Bradley