<川井郁子>娘が生まれて初めて「生きててよかった」と自己肯定 高校3年18歳になり現場にも 「徹子の部屋」で語る
バイオリニストの川井郁子さんが、10月25日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演した。 【写真特集】川井郁子、ヌーディーカラーのワンショルドレスで「徹子の部屋」出演
来年デビュー25周年を迎える川井さんにとって、音楽家として一番の転機は娘の誕生だった。それまでは自信のないタイプで、いつも不安を抱えていたが、「娘が生まれて初めて自己肯定感というか、生きてきてよかったという思いにもなれた」。
ずいぶん前に離婚、女手一つで育てた娘は高校3年、18歳。しっかりしていて、現場にマネジャー代わりに来ることも。英語が堪能なので、海外では助かる。照明にダメ出しするなど、いろいろなところを見てくれている。
ヨーロッパ公演でイタリアとスペインに行った際、コンサートがない時は、娘と一緒に旅行した。「今までの旅行で一番楽しかったです」
娘は子どもの頃、独立心が旺盛だった。公演などで離れていても、電話がかかってこなかったほど。中学生くらいになってから繊細な面が芽生え、夜中の3時などに「ママ眠れない」と電話があったりした。
娘はバイオリンを少しやったが、娘の弾く音が「聞こえるだけで(私が)耐えられなくて。ほかのお子さんだと可愛いと思うんですけど、娘がその音を出していると、自分が出しているような気持ちになっちゃって、耐えられなくなる。それで、かわいそうだからやめさせた」という。
娘はピアノとギター、そして篠笛を演奏する。そのほか、絵を毎日描いているという。