婚活のプロが解説! 尽くす女or尽くされる女、幸せになれるのはどっち?
尽くす女から尽く〝させて〟あげる女に
こんにちは、恋愛・結婚アドバイザーの植草美幸です。 突然ですが、あなたは付き合った彼に尽くす派ですか? それとも尽くされる派ですか? 恋愛相談を受けているとよく聞かれる疑問のひとつです。 超人気婚活アドバイザーが語る、“結婚を遠のかせる”婚活女子たちの危険な思考 では、結婚するなら、尽くす女と尽くされる女、どちらが幸せでしょう。 傍から見ると尽くされるほうが幸せそうに見えますが、自分の意志で尽くしている人のほうが充実感は高かったりするので、目に見えるものだけで測れないのが幸せ。でも結婚において、幸せを掴むのは「尽くされる女」というのが私の持論。 それは、尽くす人は充実しているかもしれませんが、一方通行になりがちで相手が同じように幸せを感じているとは限らないというのがひとつ。そして、恋愛と違って結婚は長く続くものですから、はじめは「尽くすだけで幸せ」と思っていても、疲れてくれば「これだけ尽くしたのだから……」と見返りを求めて不満が募れば、幸福感は急激に下がってしまいます。 一方、尽くされるというとわがまま放題やぶりっ子を想像するかもしれませんが、それは間違い。あなたが存在するだけで愛しい、可愛いと感じる相手が、お礼として尽くしてくれるという状態であれば、素敵な好循環が出来上がって、結婚生活を円満に長く続けられます。 尽くし、尽くされるのが理想かもしれないけれど、お互いを想う気持ちは流動的で50:50にはなかなかなりませんよね。だからこそ、初めは尽くす女だったとしても、尽くされる女になればいいのです。とはいえ、尽くされたいけれど尽くす側になってしまうという人もいれば、男女平等の社会の中では男性から尽くされた経験なんてないという若い方も多いのではないでしょうか。
「尽くしてくれる」とは、愛情を行動で示せるお相手ということ
「婚活で出会った男性に、初めて尽くしてもらった」という女性もいます。男性は彼女を一目で気に入って「こんな素敵な女性が僕と?」と喜んで、張り切ってエスコート。彼女は、お付き合いの経験はありましたが、「今までデートは割り勘が当たり前だったので、こういう文化もあるの!?」とびっくり。でも、それが段々と喜びに変わったようで、友達に「最近ルンルンしてない?」と言われて、自分が浮かれることに気づいたといいます。 口先だけではなく、愛情を行動に移してくれることが、愛されている実感につながるんですよね。