韓国のチアリーディング映画『ビクトリー』北米公開決定
韓国のチアリーディング映画『ビクトリー』がアメリカの映画館で公開されることになった。韓国での公開を前に、ソウルの配給会社Finecutが北米での劇場公開権を815ピクチャーズに事前販売した。 韓国のチアリーディング映画『ビクトリー』北米公開決定 「高校生のダンスデュオを中心とした感動的で心温まるドラマ」と描写されるこの作品は、チアリーダーたちが韓国の離島にある弱小サッカーチームとその周辺の村に勇気を与える姿を描く。『シングル・イン・ソウル』や『レッドカーペット』で知られるパク·ボムス監督が手掛け、最近のニューヨーク・アジア映画祭のオープニング作品として上映された。主演のイ・ヘリは同映画祭でスクリーン・インターナショナル・ライジングスター・アジア賞を受賞した。 Finecutはまた、アジア全域で映画の契約を結んでいる。台湾のスカイ・フィルムズ・エンタテインメント、ベトナムのルミックス・メディア、インドネシアのプリマ・シネマ・マルチメディア、タイのハウス・オブ・エム、機内配給のエンファシス・ビデオ・エンタテインメント、カンボジアのウェステック・メディア・リミテッドなどと契約を結んだ。 『ビクトリー』は8月14日の韓国公開の直後、8月16日に北米で公開される。他のアジア地域では8月から9月にかけて順次公開される予定だ。 キャストには他に、ダンスデュオのもう一人としてパク・セワン、ソウルのチアリーディングチーム出身で村に引っ越してくる役でチョ・アラム、いつも負けるサッカーチームのゴールキーパー役でイ・ジョンハが出演する。 『サニー 永遠の仲間たち』などのヒット作を手掛けたイ・アンナが率いる韓国のアンナプルナフィルムズが製作。配給はマインドマーク。マインドマークは『勇敢な市民』『ラブリセット 30日後、離婚します』などの韓国作品の出資や配給を行っており、最近では『普通の家族』を手掛けた。